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― 『クリスマス時期におススメ!見える化作戦』 ―

いよいよ明日から12月。すでに街は少しずつクリスマス仕様になってきていますね。
こんな時期だからこそ、今回はおうちで取りいれると楽しく【我慢】の力が身につくヒントをご紹介します。

あと何日待てばいい?ワクワク待てるカレンダーマジック

それがカレンダーを使った工夫です。あと何回寝たらサンタさんが来る?という会話が増えてくる時期。ぜひ1日過ごすごとに、親子でカレンダーに印をつけたりシールを貼ったりしてみてください。4歳頃からがおススメです。
子どもにとって時間の感覚というのはとても曖昧なもの。待てた数がシールで可視化されることで数の感覚にも繋がります。待てたという自信、達成感にも繋がります。あと何回寝たら?という日数を数えるのも、心が一層ワクワクする習慣になるでしょう。先のことを思い描いて楽しみに待ちわびる経験です。

自制心、自律力が育つ4歳。我慢を自己犠牲でなく楽しみに変える工夫

発達心理学では、実は4歳は【我慢】ができるようになってくる年齢と言われています。それまで本能に従って行動していたのが、自分の感情をコントロールする自制心が育ってくるのです。

これは予測脳と言われる脳の働きが活発になってくるからと言われています。先のことを予測して、そのために今しなければならないことは何なのかということにフォーカスできるようになるのですね。(昨日、今日、明日、明後日などの過去と未来の時間の感覚も分かってくる時期です)

だからこそ4歳というのはストレスをためやすい時期でもあります。自分の欲求をある程度律して社会に協調していく力。それはもちろん人として生きていくのに不可欠な非認知能力のひとつでもありますが、どうせ身につけるなら楽しく身につけたいですよね。待つこと、努力することは自己犠牲ではなく、楽しみだというマインドでその力を伸ばしてあげたいのです。

コツコツ小さな努力、我慢を積み重ねる習慣を楽しめる工夫です。

クリスマスまで24個。ある姉妹の毎日の習慣

ある日のリトミックのプライベートレッスンにて。私は月に二回、リトミックが大好きな姉妹のご自宅に出張リトミックに伺っているのですが、そのお宅には11月中旬ごろからクリスマスツリーが飾られています。サンタさんにもらうプレゼントも早々に決めている様子の6歳と4歳の姉妹。早くクリスマスが来てほしい!とそのことで頭がすでにいっぱいのようです。

そこでレッスンでは早速12月初めからクリスマスをイメージした活動を取りいれ、加えてアドベントカレンダーも二人にプレゼントしました。毎日その日の数字が書かれている小窓をめくると、いろんな絵が出てくるというカレンダーです。

早くサンタさんに来てきてほしいけれど、12月1日から毎日1個ずつめくったら24個目の夜に来てくれるよ、それまで楽しみに待っていようねと説明して渡したところ、数日おきにめくっているお写真がお母さまから送られてきます。ひとつずつ「待つ」経験を重ね、24個目をめくる時には二人の中でそれが大きな達成感となって積みあがっていることでしょう。一気に全部めくりたい妹さんを、1個ずつだよ、と毎日言い諭しながらお姉さんが一緒にサポートしてくれているとのこと。

毎回かわいい笑顔に胸がホッと温かくなるような気持ちで写真を拝見しています。私も一緒に、クリスマスが来るのをワクワク待ちわびる子どもに返ったような気持ちです。

諦めではなく我慢を教えよう

思いは必ず叶うと信じられるからこそ、子どもは我慢ができます。我慢が報われないことが続けばそれは諦めに変わってしまいます。無力感に支配され、意欲を失ってしまいます。

日常の中でも、親子の会話の中で約束したことは必ず守るのが鉄則であることは言うまでもありません。例えば「今忙しいからあと5分で宿題みてあげるね」「今日はおうちにあるから買わないけど、あしたはお菓子を買って帰ろうね」と約束したなら、必ずそれを守ってあげて下さいね。これもまた、我慢を前向きに捉えられるようになるための必須の注意点でもあります。

クリスマスイブに来るサンタさんが持ってきてくれるプレゼントは、待ちわびた分だけ付加価値がついた、特別なものとなるでしょう。みなさまにとって素敵な12月になりますように。

4歳になったらぜひ、待つことが楽しみに変わる【見える化】で、子どもの自制心、自律力の育ちを応援してあげてくださいね。