― 『子どもを伸ばすフクロウの法則』 ―

OWLの法則
子育てにおいて、大人はフクロウ(OWL)に徹しましょう!
OWLの法則とは、
- O:observe(観察する)
- W:wait(待つ)
- L:listen(聞く)
という3つのスタンスのことです。
親は早急に結果を求めがち。それは愛情ゆえ。
ですが、子どもにとって最も大切なのは、自分の手を通して実験し、トライ&エラーを繰り返すことなのです。
試行錯誤しながら自分でやってみる経験の中で、好奇心が満たされ、思考力が高まり、集中力が育つのです。
初めから手っ取り早く正解を教えてしまうのは、子どもの可能性の芽を摘んでいるようなもの。
観察
まずは、子どもが何に夢中になっているのか、どんな表情で、どんな行動をしているのかをよく観察してみましょう。

目に見える結果が、親が思う正解の形でなくとも良いのです。
主体的に自分から没頭しているときは特に、「集中力、知能」が伸びているとき。本人の満足のいく形が、正解そのものです。
待つ
もしも何かにつまずいている様子であれば、そこもまたじっと、本人がトライ&エラーを繰り返している姿を見守り、「待つ」ことに徹しましょう。
手を出してしまいたくなるのが親心ですが、今まさにわが子は「問題解決能力」を身につけているときです!
めまぐるしく考えを巡らせ、想像し、創造し、やり抜く力(グリット)を自ら高めているときなのです。
聞く
大人の手助けが必要だと感じたら、本人の意志を「聞き」ましょう。
うまくいかないのね、やって見せてあげようか?あと少しだね、ママが一緒に手伝おうか?
まだ子ども自身が自分で試行錯誤したいのに、遮って手出し口出しすることは「過保護」「過干渉」にあたり、
実は熱心に子育てする親が最も陥りがちな落とし穴でもあります。
語彙がまだ充分でない場合も、その気持ちを代弁、共有してあげた上で、どうして欲しいかを本人に確認します。
本人がヘルプを求めてきたら、お手本を見せる、もしくはやり方をよく見せながら一緒に手伝ってあげてくださいね。

OWL(フクロウ)に徹すれば、子どもの存在を尊重しながら、「生き抜く力」=【非認知能力】を育てるきっかけが日常の中にたくさん転がっています!
自己肯定感の高い子どもは、柔軟に、どんなことにも立ち向かっていける大人に育ちます。

子育てにおいて「待つ」ことは最も難しい仕事と言われます。
子どもは未来を創る主人公。
彼らを育てるために、
大人が今、試されているときなのかもしれません。