― 『夏休みの過ごし方。子どもを伸ばす【ピタっと止まる!】のおうち遊び』 ―

暑さも厳しい夏休み真っ只中。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
日中はなかなか外で遊ぶことも憚られるほどの猛暑ですね。
今回は、おうちで体力を発散できて、尚且つ子どもが感情コントロール術も身につけられる一石二鳥の遊びを紹介します!
わんぱく、かんしゃく、イヤイヤ期におススメ!STOP&GO! で子どもを伸ばす
「うちの子、元気でやんちゃで、興奮するとなかなかクールダウンできなくて…」
「一旦かんしゃくを起こしだすと切りかえがきかないわが子に、ほとほと手を焼いてしまいます…」
そんなお悩みをお持ちの親御さまへ。
わが子が衝動的に走り回っていたら、ひとこと「stop!」と声をかけてみてください。親御さまご自身もピタっと動きを止めるのをお忘れなく♪一度でうまくいかなければ何度か試してみて下さいね。
とってもシンプルで、ゲーム感覚も楽しめる、そして尚且つ子どもの非認知能力※も伸ばせる遊びなんです。
※非認知能力とは、数字(偏差値、点数など)では測れない能力のこと。社会を生き抜く人間力とも言われます。
ノーベル賞を受賞したジェームズ・ハックマン博士が提唱する、人間の幸せに大きく関係している力です。
近年教育界では注目されている力で、
- 自己肯定感
- 好奇心
- 積極性
- 意欲
- コミュニケーション能力
- やり抜く力(レジリエンス)
- リーダーシップ
- 自立心
- 創造力
- 想像力
- 共感力、協働性
- 集中力(今回のテーマです!)
- 自制心(今回のテーマです!)
などを含みます。

からだとこころはつながっている。遊びで育てる感情コントロール術
思いのままに活動している最中に「stop!」と体の動きをピタっと止めることは、子どもにとって相当な体のコントロール力を必要とされるもの。
実は体のコントロールを司っている脳の前頭連合野という部分は、感情コントロールの役目を担っている部分と繋がっています。つまり、からだを制御することはすなわち、自分の感情もほどよく、良いさじ加減に操縦することそのものなのです。
自分の気持ちの暴走を自身でも持て余してしまうイヤイヤ期。それが始まる2,3歳より前に、たくさん【ピタっと止まる】遊びを経験させてあげると、自ずと衝動性が落ちつきます。自分を操縦する術=【自制心、自律力】を身につけることができるのです。

だるまさんが転んだ!親子で楽しむおうち時間
なかなか外に出づらい夏は、このピタっと止まる遊びをおうちでも取りいれてみましょう。昔からある‟だるまさんが転んだ”の遊びは、ただのゲームとしての意味だけでなく、こんな風に子どもの可能性を引きだし伸ばす意味もあったのですね。
広いスペースがなくても、お歌に合わせてアップテンポでダンスしながら突然stop!のかけ声を入れてみたり、いつもの倍速でお風呂で体を洗いながらstop!でタオルを静止させてみたり。親子の役割を逆転させるのもおススメです。お子さんが張りきってしょちゅうstop!の合図を出してきてくれるのに付きあいながら、きゅうりの千切り、玉ねぎのみじん切り!なんだかなかなか進みそうにありませんね。ですがきっと、子どもはそんな親子のコミュニケーションの時間を楽しんでくれるに違いありません。
体力も発散でき、親子のコミュニケーションの時間にもなり、加えて感受性、集中力、自制心も育てる遊び。「STOP!」でピタっと止まるだけの簡単なゲームです。ぜひおうちで試してみて下さいね。
コロナ禍の暑い夏の子育て、頑張っているママやパパにとって、なんらかのヒントになれますように。