― 「好きなことがないわが子」に悩んだら ―

実は今月、私はたくさんの子育て中のママにインタビューをさせていただいています。
子育てのお悩み、理想とする子育てについてなど。
オンラインの画面越し、時には対面でママたちにヒアリングさせていただく中で
ある世代に共通のトピックというものが浮かび上がってきたんです。
今日はその中のひとつをピックアップしてお届しますね。
「好きなことがないわが子」に贈る2つの処方箋
小学生、中学生のママから多く聞かれたお声。
それは
「うちの子、打ち込めることがありません」
というものでした。
「家でYouTubeを見てるのが楽しそうなくらいで、
好きなことも特になくて、
何か好きなことを見つけてほしいなあと思います」
複数のママから頂いたこのお悩み。
“好きなことに目を輝かせる子になってほしい”
親なら誰しも思う気持ちですよね。
3人の息子を育てる母として、その気持ち、ほんとによくわかります。
「どうすれば解決しますか?」というご質問もよくいただきますが、
・・・・
「即効性のある解決策」はありません。
私はそう思っています。
ただ、視点を変える対応策はあります♪
真剣に悩んでいらっしゃるママたちに
「親が好きなことをしていたら子どももそうなる」
なんて、
当たり前に転がっているようなアドバイスはしたくないので笑、
私ならこう解釈するということを今日は2つお伝えしようと思います。

①「探索期です」
好きなことが「ない」のではなく、「まだ見つかっていない」だけ。
つまり、お子さんは現在好きなことを探索中。
そう考えてみてほしいのです。
好きなことって、
天からある日突然雷のように降ってくる天啓ではありません。
人生10年や15年で見つかっていなくても
それでいいじゃありませんか!
実は私がそう思えるようになったのは、
かつて目にしたあるインタビュー記事がきっかけでした。
それは、芸術家として知られる千住三兄弟に関する記事。
日本画家の千住博さん、
作曲家の千住明さん、
バイオリニストの千住真理子さんという
それぞれ国内外で活躍されている著名なご兄弟です。
そのご兄弟が子どものころ親に言われていたことはたったひとつ、
「30歳までに好きなことを見つけなさい」
ということだったそう。
慶應幼稚舎からエスカレーター式で進学、
大学生になった次男の明さんが
進路変更して作曲家になりたいと打ち明けたとき、
お父様が大学退学に祝杯を上げてくれたというエピソードも
印象的です。
30歳までだなんて、
そんな長期目線で見てあげればいいんだと思えば
今の間にたくさんいろんな経験をして引き出しを増やしさえしておけばいいんだって
なんだか気楽になりませんか?
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好きなことがないのではなく、
「まだ出会えていない」だけ。
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だから、急がなくてOKです。
②親のものさし?
率直に言うと、
「うちの子には好きなことがない」は
多くの場合、
子ども側の“欠け”ではなく、親側の“ものさし”に大いに関係するのではと私は感じています。
「うちの子には打ち込めるものがない」
そう感じるとき、そこには誰か特定の
「何かに打ち込んでいる子」の存在がありませんか?
例えば
「サッカーに打ち込んでる子がいるのにうちの子は朝から家でゴロゴロしてる…」
「部活、クラブ活動で燃えてる子がいるのに
うちの子は特に可もなく不可もなく程度のテンション…」
というように。
他の子の姿が基準になると
ママの中にたちまち「うちの子はそれに比べて..」という不安が立ちのぼります。
でも、
分かりやすい形でもなくても、
お子さんが目を輝かせていること、言われなくても続けていることはきっとあるはず。
例えば机の上をいつも整理しているとか
ペットの世話を続けているとか
物事を分かりやすく説明できるとか…
そんなことの中にもわが子の「好き」はあるかもしれません。
誰かと比べちゃうのがひとのサガ。
でも、
実は「好きの種」があるのにまだ本人も、ママ自身も、それに気づいていないだけなのかも。
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好きなことがないのではなく、
「まだ気づいていない」だけ。
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だから、気に病まなくてOKです。
焦らず
比べず
笑顔になれるママが増えますように。